6/28、兵庫県の芝生管理講習会で姫路市広畑区の
聖ミカエル広畑幼稚園に行ってきました。
平成23年の2月にノシバの張芝で全面芝生化されたとのことですが
開放してすぐに全面的に擦り切れてしまったそうです。
園児の数は150人ほどなので、園庭の広さに比べて園児の数は少し多いようです。
この日講習会を依頼してくださったのは、保護者会の方々でした。
この芝生の園庭をどのようにしたら回復できるのか
維持管理はどうすればいいのかとの質問を受けました。
今年のこの時期から芝生を修復するには方法が限られてくることと
今までと同じように使用するのであれば現在傷んでいる部分は回復は無理だと
お話しました。
しかし現在養生している中央部分を、今年の夏を利用して
どこまで回復できるか試してみることをお話しました。
今までの管理内容をお聞きすると、殆ど施肥は行っていないとの事でした。
それは「ご飯を食べないで働け」といっているようなもので
養生している中央部分に施肥と水遣りを集中して行ってくださいとお話しました。
ポット苗による修復方法に関しては、今年は時期が遅すぎるので
来年の5月から修復作業を行うことが最も費用をかけずに出来ることをお話しました。
園庭の様子です。

養生している中央部分の様子です。

西側部分には芝生の園庭があるのですが、この部分は殆ど使っていないそうです。
こちらも有効に活用して、芝生のよさを体験してもらえるようにお話しました。
西側の園庭です。

保護者会の方々は熱心に質問などをされており
何とか上手くサポートして、中央部分だけでも回復できればと思います。
しかし利用方法に関しては、園で考えていただく必要があるようです。
posted by shibafu-staff at 19:46| 大阪 ☔|
花と緑の専門家
|

|