2012年03月14日

花と緑の専門家(姫路市立山田保育所)

3/9、兵庫県の芝生管理講習会で姫路市立山田保育所に行ってきました。

姫路市内では2回目の講習会です。
ここは園庭全面がコウライ芝で芝生化されています。
この日は雨で、園庭中央部分には水溜りが出来ていましたが
問題になるようなものではありません。
砂場の砂を利用して砂入れを行うことを提案してきました。

講習会には市内近隣の芝生化している保育所や小学校の関係者の方が参加されました。
芝生の管理に関する基本的な考え方や目安をお話しました。

講習会が終わった後での園長先生から
少し気が楽になりましたとの感想をいただきました。
やはり皆さん「芝生を傷めてはいけない」と思っていらっしゃるようです。
講習会では
「園庭の芝生は傷むことが前提です」というお話から始めることにしています。

傷んだ芝生を回復させるために相談したりサポートする仕組みがあれば
皆さんに安心して芝生を使ってもらうことができます。

園庭の様子です。
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2012年03月20日

花と緑の専門家(社会福祉法人えびす保育園)

3/15、兵庫県の芝生管理講習会で、三木市の社会福祉法人えびす保育園に行ってきました。

ここは今年の3月に芝生化を行ったばかりです。
まだ県の竣工検査前に当たり、園庭は養生中でした。
芝生化した園庭は第2園庭的な部分で、築山と遊具が整備されています。

講習会には、先生のほか、三木市や隣の小野市の職員の方も参加されていました。

先生方は芝生の管理をどのようにしていけばいいのか、心配されているようでした。
園庭の芝生は傷むことが前提ですということからお話してきました。
特に築山と遊具が一体になっている部分は
子どもたちにとっては最も面白い部分になりそうで
斜面の芝生は維持することがかなり難しいことをお話しました。

先ずは芝生が傷むことを気にせずにいつもどうり使って
どの程度芝生が傷むかを経験しましょうとお話しました。
傷みが出た部分を、来年どのように修復するかを検討することが大事です。
このようにお話しすると先生も少し気が楽になったようです。


園庭の様子です。
s1三木市立えびす保育園120315 (1).jpg s4三木市立えびす保育園120315 (4).jpg

芝生の様子です。この夏に目地が見えなくなっていたらいい状態だとお話しました。
s2三木市立えびす保育園120315 (2).jpg

築山部分です。
この部分の斜面の芝生を維持するのはかなり難しいことをお話しました。
s3三木市立えびす保育園120315 (3).jpg

保育園の様子です。
きれいな保育園で、メインの園庭が別にあることは芝生の維持に関しては有利な条件です。
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春、夏と好天に恵まれて
子ども達に芝生の庭を喜んでもらえますように。
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2012年03月23日

花と緑の専門家(須磨パークヒルズ)

3/17、兵庫県の芝生管理講習会で神戸市須磨区の「須磨パークヒルズ」に行ってきました。

ここは大規模な民間の分譲マンション群で、住民によるグリーンサポーターが組織されています。
昨年神戸市の啓明学園で芝生管理講習会を行った時に
グリーンサポーターの代表の方が参加されていらっしゃったことから
今回、芝生広場の様子を見て講習会を、と希望がありました。
全体の管理は民間の管理会社に委託されています。

入居当初あった芝生は無くなってしまったため
昨年、業者に委託して土壌改良からやり直し、ティフトンを張芝して
オーバーシードも行っていました。


芝生広場の様子です。
s1須磨パークヒルズ120317 (1).jpg

グリーンサポータの方たちと芝生の様子を確認しています。
s2須磨パークヒルズ120317 (2).jpg

水溜り部分です。
s3須磨パークヒルズ120317 (3).jpg

水溜りに藻が発生している様子もなく、雨が上がればすぐに水は引くということなので
問題ないと思います。
気になるのであれば砂場の砂を利用いて目砂入れを行うことを提案しておきました。

講習会ではティフトン芝の特徴を説明し、オーバーシードの効果をお話しました。
管理作業を行っている業者の方ともお話しました。
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2012年04月06日

花と緑の専門家(社会福祉法人青垣福祉会認定こども園)

3/26、兵庫県の芝生管理講習会で丹波市青垣町の
社会福祉法人青垣福祉会認定こども園あおがきに行ってきました。

ここは建設当時からの外周部の芝生(コウライ)と
園庭中央部のトラック部分の芝生(コウライ)と
中央部分の芝生(ティフトン)の構成になっています。
園庭の様子です。
s1丹波市子ども園あおがき120326 (1).jpg


中央部分のティフトンは昨年、ポット苗で芝生化したとのことでした。
申請の関係で施工時期が遅くなり、十分に密度が上がる前に使用開始したそうです。
園の予定では今年もう一度ポット苗で修復を行うそうです。
ポット苗の養生期間として、我々の検証で判った養生期間の積算日照時間
380時間以上の確保が必要になるとお話しました。
中央のティフトン部分です。
s3丹波市子ども園あおがき120326 (3).jpg


トラック部分のコウライ芝とティフトン芝部分にはオーバーシードが行われていました。
トラック部分のコウライ芝です。
s2丹波市子ども園あおがき120326 (2).jpg

講習会には園の先生方が多数参加され、園庭の芝生の種類に関するお話から
管理の考え方、作業の目安等に関して説明してきました。
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2012年04月07日

花と緑の専門家(豊岡市立清滝小学校)

3/27、兵庫県の芝生管理講習会で豊岡市日高町の清滝小学校に行ってきました。
日高町はあの冒険家植村直己の出身地です。
最寄りの駅から学校に行く途中は雪が残っていました。

清滝小学校は来年度芝生化の予定で、ポット苗方式で芝生化することが決まっています。
(豊岡市はポット苗方式で芝生化を推進しているそうです。)
芝生化について具体的な進め方を説明して欲しいとのことでした。

昨夏の写真を見せていただくと、芝生化予定地(運動場外周地)は雑草地になっていました。
運動場の中央部分は地元の希望もあって土のほうがいいそうです。
芝生化する部分には見事な桜の木があり、他の地区の方も花見に訪れるそうです。

講習会では当初の予定を急遽変更して、ポット苗の芝生化についてお話ししました。
芝生化予定地はこのまま芝生化するのか、雑草にはどう対処するのか、
いろいろな方法が考えられることを具体的に説明しました。 
その後準備していた資料に沿って「芝生化と地域力」に関する説明をしました。
豊岡市日高町清滝小学校120327.JPG

芝生化前にいろいろお話しが出来てよかったと思っています。
posted by shibafu-staff at 14:21| 大阪 ☀| 花と緑の専門家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月30日

花と緑の専門家(聖ミカエル広畑幼稚園)

6/28、兵庫県の芝生管理講習会で姫路市広畑区の
聖ミカエル広畑幼稚園に行ってきました。

平成23年の2月にノシバの張芝で全面芝生化されたとのことですが
開放してすぐに全面的に擦り切れてしまったそうです。
園児の数は150人ほどなので、園庭の広さに比べて園児の数は少し多いようです。

この日講習会を依頼してくださったのは、保護者会の方々でした。
この芝生の園庭をどのようにしたら回復できるのか
維持管理はどうすればいいのかとの質問を受けました。

今年のこの時期から芝生を修復するには方法が限られてくることと
今までと同じように使用するのであれば現在傷んでいる部分は回復は無理だと
お話しました。
しかし現在養生している中央部分を、今年の夏を利用して
どこまで回復できるか試してみることをお話しました。

今までの管理内容をお聞きすると、殆ど施肥は行っていないとの事でした。
それは「ご飯を食べないで働け」といっているようなもので
養生している中央部分に施肥と水遣りを集中して行ってくださいとお話しました。

ポット苗による修復方法に関しては、今年は時期が遅すぎるので
来年の5月から修復作業を行うことが最も費用をかけずに出来ることをお話しました。

園庭の様子です。
s5姫路聖ミカエル幼稚園120628 (5).jpg

養生している中央部分の様子です。
s4姫路聖ミカエル幼稚園120628 (4).jpg s1姫路聖ミカエル幼稚園120628 (1).jpg

西側部分には芝生の園庭があるのですが、この部分は殆ど使っていないそうです。
こちらも有効に活用して、芝生のよさを体験してもらえるようにお話しました。
西側の園庭です。
s3姫路聖ミカエル幼稚園120628 (3).jpg

保護者会の方々は熱心に質問などをされており
何とか上手くサポートして、中央部分だけでも回復できればと思います。
しかし利用方法に関しては、園で考えていただく必要があるようです。
posted by shibafu-staff at 19:46| 大阪 ☔| 花と緑の専門家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする