この調査は昨年の秋から
大阪府立大学と同志社大学の共同で行っています。
子どもたちが芝生の校庭でどのような行動や
遊びを行っているかの実態を
ビデオ撮影によるデータを元に解析することを目指しています。
合わせて土の校庭との比較調査も行うことになっています。
苅田南小学校の場合は、
中庭の芝生部分が冬季は半分以上が日陰になるためか
あまり遊んではいないような印象だと伺いました。
具体的な比較等はこれからの調査解析に任せて
ここではあくまでもこちらで見た印象を報告しておきます。
中庭部分の状況です。
冬芝の色目から少し肥料不足の感じがして施肥をお願いしていますが、日当たりが悪いことも影響していると思います。



調査アングルからの様子です。
5分休憩には誰も出てきていません。

ロング休憩(20分)には子どもたちが出てきますが、
日当りのいい部分に集中しています。
作業員さんが作成した縁台は
子どもたちが集まる拠り所となっています。


日当たりいい部分では芝生の上に寝転んだりする行為が見られます。


この調査は今後、春と夏にも行います。
1年を通して調査を行い、解析していく予定です。
これからも
「子 ど も が 変 わ る 」をテーマに
色々な視点から芝生の効果を解析していく予定です。